Roses are Red!!

Idioms & Proverbs (熟語とことわざ)

ここ数日間は真夏のように熱い日が続いております。

皆さんの体調はいかがですか?

 

一年の中で最も過ごしやすい春の日々はアッという間に過ぎ、間もなくあの熱い夏が訪れようとしています。

何歳になっても青春はしていたいもの、若いころは楽しみだった夏の季節も徐々に歳を重ねるごとに厳しくなるばかり。 とは言っても、日本では季節ごとに楽しめる旬の食べ物があります。

またこの季節になると様々な花があざやかに咲き出しますね。

これもまた日本ならではの良い部分、本日は少し前旬でした 「バラ」 の花をテーマにした

英語のことわざをいくつか紹介しますね~!!

 

”Every rose has it’s thorn“

これは日本でも馴染みの 「バラには刺がある」 という意味。

 

“A rose is a rose is rose.” :

意訳: 「バラはバラでバラなのである」、

これは何をどう言っても全ての事は見たままの物であり、それを変えることなどできない、という

“notion” (概念を表す言葉) なんですね。 実に面白い表現です。

 

“Stop and smell the roses”

直訳: 「立ち止まってバラの匂いを嗅ぐ」、意訳: 「目標に向かってひたすら辛い修行を耐えしのぐばかりではなく、その過程を楽しむ」、「達成が全てではなく、その過程こそが喜びである」、また 「何でも楽しんで行う」 というような意味で使われます。例えば、ある日突然会社をクビになったり、愛する身近な人を失ったりした時に、ゆっくりため息をつきながら落ち込んで歩いて帰る途中、何十年も通っていて完全に知っていると思った道がその時全く別の道のように見えることがあります。このように、私たち日本人はあまりにも生真面目であるがためにいつだって目標を達成することばかりを頭に叩き込み、どんなに辛くとも我慢し、忍耐、耐えて耐え抜いてがんばっちゃいますね。あげくの果てには最後まで貫き通せず、途中で断念しちゃうことも少なくないかも。

そんな時は少しだけ西洋人の感性を見習って、ひどく落ち込むような理由が無くともいつだって余裕を持ち、目標に向かって頑張る経過そのものを楽しむようにすることができたらもっと達成しやすく、途中で Give up することが少なくなるかもしれませんね~!! “Stop, and smell the roses!!”

ふと気づくとそこに綺麗なバラが咲いていて、初めて顔を近づけそのすばらしい匂いや香りに気づく。

 

“(What’s in a name?) A rose by any other name would smell as sweet”

これはあの有名な Shakespear が書いた 「Romeo and Juliet」 からの有名な一句。直訳すると、「What’s in a name?」 → 「名前が何だっていうの?」、「名前にはどんな意味があるというの?」、「名前なんてどうでもいいっ!」 という前半から始まり、「A rose by any other name would smell as sweet」 → 「この花がバラという名前ではなくてもその甘い香りに変わりなどない。」 つまり、本当に素晴らしいもの、人、場所はその名前ではなく、それが持つ本質が最も重要なのである、と伝えた有名な一句ですね。“ブランド” や名声、名誉を重視する人たちが圧倒的に多い我国、日本ならでは正にピッタリ当てはまる一句かもしれません。

さて、英語は日本語ではありません。英語では例え年齢が若い人たちの間でもこのような “ことわざ”、熟語、言い伝えや名言をよく会話の中で採用して表現したりするんですね~。

少しずつでも日々の生活の中で使える場面を探しながら覚えていけたらまた一歩、ネイティブに近づくことができるかも、ですね~!!

引き続き英語がんばってください!!!



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