どんな言語でもネイティブが使わない “不自然な表現” より実際使われている自然な表現 をマスターしなければ意味がありません。
当校のレッスン中によく 「How are you?」 ( “お元気ですか?” ) の応答の一つとして “I’m fine” という返事はNGワード、タブー用語としてます。
それはなぜ?
確かにこの返事はネイティブでも時々使われることのある応答の一つです。
しかし、この返事を使う大抵の場合、ネイティブは単に “元気です” という意味ではなく、
“ある” 別の意味合いを持たせた応答の一つとして頻繁に用いられているからです。
英語では、日本語と違って常に自分の考え、感じている事、意見などを言葉にすることが望まれます。
自分の意見は自分の中でとどめておく、という日本の文化とは相反しています。
結果的に英語には日本語よりはるかに多くの感情表現とそれらの異なるレベル、度合、また意味合いなどの微妙な差異と表現方法が存在します。
例えば 「How are you?」 というあいさつに対して、「Fine」 と答えることはその中で最も簡単で手っ取り早い回答の一つであり、同時に定番中の定番の回答でもあります。
ですからこの回答はネイティブ間で交わされるときに “自分の気持ちを詳細に説明したくない”、“面倒くさい”、または手っ取り早く相手との会話をかわす場合などに用いる一種の表現となります。
もし機会がありましたら一度 “日本(人)慣れしていない” ネイティブの友人に一週間毎日連続でこの質問を聞いてみて下さい。
その結果、果たして何回この返事、「fine」 という回答が返ってくるか数えてみてください。
これはその人との関係によっても変わりますが、まずあなたのことを悪く思っていない人であればせいぜい多くて1~2回のはず。
もし3~5回ぐらいの返事となった場合は、恐らくその人はあなたのことをそんなに親しく又は良く思っていない、口を聞いてほしくない、ということが解っちゃいます。
これは 「Fine」 という応答が必ずしも悪い意味合いとしてのみ使われるということではなくとも、ネイティブの感覚では質問してくれた人への感謝の気持ちと会話への前向きな姿勢を表すため、
“Great”
“Wonderful”
“Swell”
“Fabulous”
“Super”
“Splendid”
単語以上の定番応答だと、
“can’t complain”
“couldn’t be better”
“better than ever”
“never been better”
“what can I say”
“just chillin’”
などなど、他にも数え切れないほどありますよね~。
基本は、その時の気分や状況、自分の機嫌に適して工夫した応えをする方が親しい方への礼儀。
結果的に英語では毎回同じ回答する人によくその言葉を使って “あだ名” にしちゃう場合があるのもこういった背景があるんですね。
皆さんも英語のネイティブから見た “外国人” 又は “Ms./Mr. Fine” と呼ばれることを避けるためにも、英語の勉強期間中だけでも、“あえて” 「fine」ではない他の表現を試してみることを強くお勧めしま~す!!
“Let us enjoy NATURAL Native English expressions!!”




