今回のテーマ、英語では Theme (発音;「スィーム」) は、習い事や何か目指している時に使える英語の Proverbs (ことわざ) をいくつか紹介しますね。
まず、主題にある「Keep your eyes on the Prize!」 という表現は英語の慣用句でもあります。
これには対象や言い方を変えたいくつもの別バージョンがありますが、どれも最終的な意訳としてはほとんど一緒で次のような例が含まれます:
“Keep your eyes on the ball”
( “ボールから目を離すな!!” )
“Keep your eyes on the money”
( “お金(稼ぐこと)から目を離すな!!” )
“Keep your mind to it”
( “対象から心を外すな!!” )
などなど。
いずれの表現も “肝心な目標、目的から目を逸らすことが無いよう注意を呼び掛けています。
また、
“ All good things come to those that wait”
( “いいことは待っている人たちにやって来る” 、 “待てば海路の日和あり” )
ということわざがありますが、これは何もせずただ座って待っていれば、ということではなく、何をするにしても確実に目標を忘れず “常に自分の気持ち、姿勢、狙いを正しい方向に向けているか” 、もしくは自分の意思や姿勢が変な方向、反対方向に向いちゃっていないかを確かめることが大切ですね。
なぜなら、自分がどんなに努力しているかと思っていても、それが結果的に何も生み出さない建設的な姿勢でなければ、それは非常に残念な結果になってしまいますよね。
例;病院の待合室; 呼ばれるのを待つ時間が長時間になり、それが苦痛でもその間、大好きな本を読んだり、友人と楽しくおしゃべりしたりするのもいいかも。
でもそこでイア―フォンをして大好きな音楽を聞いていたら、自分の名前を呼ばれても気付くことはできません。
待つのに疲れてその場から離れてもいけませんよね。
何でも待つ “対象” や “内容” によって正しい待ち方と間違った待ち方があるんです。
またその方法も人それぞれ。
反対に同じ目標を持つ仲間を見つけて確実な進歩を一緒にできる仲間をみつけることも有益な方法になることに間違いありません。
したがって、同じことを目指しているように見える仲間、同じものを待つ時間を一緒に過ごしているように見える仲間たちが皆、確実に目標に向かっている人たちなのかどうか、正しい待つ姿勢でいる人たちなのかどうか、逆に目標のことなどすっかり忘れてその場をただ単に楽しむだけの人、また集団なのか、道にそれて別の目的をもってそこにいるのか、な~んてこともちゃんと見極めることが重要ですね。
ここでまた一句:
“birds of a feather flock together”
( “同じ羽毛の鳥は一カ所に集まる”、 “類は友を呼ぶ” )
一見楽しい集団でも、良さそうな人達に見えても、目標を達成することへの意欲が無い集団はその場その時を楽しむだけの先が見えない空しい集まりです。
“Life without a purpose is like a hook without a bait.”
( “目標無しに生きている人は餌をつけていない釣り針のようだ” )
と言うのも昔の人の経験から得た知識なんでしょうね。
また、
「practice makes perfect」
( “練習こそが完璧になる” → “習うより慣れろ!” )
という “ことわざ” は、目標を達成するにあたって欠かすことのできない “練習” という過程があることを教えてくれています。
自分が見つけた仲間たちが如何にこの “練習” という過程を楽しく実行しているか、 これについてそれぞれなりに考え、工夫し、 方法を確実に探っているかなどをよく確かめてみるならば、本当の正しい“仲間” 、結果的に同じ目標に向かって同じ苦労と喜びを分かち合える “真なる友”を見つけられるかもしれません。
なぜなら
“A person is known by the company he keeps”
( “人は付き合う仲間で判断される” → “人の人格は付き合う仲間によって形成される” )とも言うからです。 さらに、
“ If you lie down with dogs, you will get up with fleas”
( “犬と一緒に寝たらノミだらけになって起きることになる” ⇒ ”人はいずれ付き合う相手に似てくるもの” 、または、“付き合う人によってその影響をうける”)
とも言いますね。
では最後に、もう一つだけとても良い言葉を紹介しましょう:
“Knock, and the door shall be opened. Ask, and the you shall be given.”
( “叩きなさい、そうすればドアは開かれる。 求めよ、そうすれば与えられるであろう。” )
この “ことわざ” は現実には “叩き続けなさい”、 “求め続けなさい”、 という意訳で使われることが多く、あきらめずにひたすら目標に目を向けているものだけに勝利はあるのです。
さぁ~時間はアッという間に過ぎていきますよ~!!
これを機にちょっと我が身を振り返り、今年こそ去年とは違う一年にしてみましょう!!
皆さんも元気よく大いに笑ってこの暑い夏を一緒に盛り上げていきましょう!!